痩せようと思っても、ダイエットにはたくさんの方法がありますよね。
その中でも、最近話題になっているのが「置き換えダイエット」
置き換えダイエットで成功した人のなかには、
85kgから1年で50kgも痩せたという人や、1ヶ月で10kgも減量できた
という人がいます。
しかし、置き換えダイエットに失敗した人もいます。
痩せなかったという人や、減量に成功しても、置き換えを止めたとたんにリバウンドしてしまった人たちです。
どうして同じ置き換えダイエットをしているのに、うまくいく人と、うまくいかない人が出るのでしょうか?
うまくいかない主な理由は、置き換えダイエット成功させる方法を知らずに自己流でやってしまったところです。
こちらでは、置き換えダイエットで正しく痩せる方法と、リバウンドしなくなるコツをお伝えします
目次
正しくやればカンタンに痩せることができる
置き換えダイエットはなんといっても手軽さが魅力です。
手間のかかるカロリー計算や、激しい筋トレなどはしなくても痩せられます。
置き換えダイエットは朝食・昼食・夕食のどれか1~2食の代わりに低カロリーな「置き換え食」を食べるダイエット方法です。
そもそも、1日に摂取するカロリーを、消費するカロリーよりも低くすれば痩せられます。
これがダイエットの基礎ですので、1食食べなければ一日に摂り入れる総カロリーも大幅に抑えられます。
栄養バランスを崩さないための置き換え食!
「何も食べないで、単純に1食抜いて生活すればいいのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
確かに3食のうち、1食でも食べなければ痩せるのは当たり前です。
しかし普通に食事を抜いて生活をすれば栄養バランスが偏ってしまいます。
そうなれば集中力が下がったり、体調が悪くなる危険性があります。
そこで、抜いた食事分の栄養をおぎなうために、置き換え食を摂取する必要があるのです。
置き換え食は、専門家が栄養バランスを考えて作ったものなので、安心してダイエットを続けられます。
置き換えダイエットは「体重を落とすこと」だけが目的ではありません。
「健康的に痩せる」というのが置き換えダイエットのポイントです。
置き換えダイエットは、何に置き換えるのかをまず決める!
置き換えダイエットでは、選べる食品の種類が多いことも特徴のひとつです。
ここでは、主な置き換え食と、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
自分のライフスタイルに合う置き換え食を選びましょう。
酵素ドリンクの特徴・メリット・デメリット
もっとも多くの人が選んでいる置き換え食は、酵素ドリンクです。
酵素ドリンクは、さまざまな野菜や果物を発酵・熟成させて作られています。
酵素ドリンクを置き換えダイエットに使う場合、1食食べる代わりに1杯飲むだけなので、手軽に始められるのが特徴です。
また、摂取するカロリーを大幅に抑えられることも特徴のひとつです。
酵素ドリンクのメリットは、
- 気軽に続けられる。
ドリンクと付属のカップ、水があれば始められる。 - 美容効果が得られる。
栄養が豊富に含まれているので美肌効果やデトックス効果が期待できる。
対して酵素ドリンクのデメリットは、
- 美味しいものとマズイものがあり、味にバラつきがある。
- なれるまでは空腹を感じる。
酵素ドリンクは
「短期間で痩せたい」
「めんどうなことをせず痩せたい」
という方にオススメです。
ミールタイプの特徴・メリット・デメリット
酵素ドリンクと並んで人気なのがミールタイプの置き換え食です。
ミールタイプとはこんにゃくなどのカロリーの低い食品を原料に、スープやパスタ、リゾットなどが作られているものです。
ミールタイプは、メニューが豊富で、しっかり食事感があるのにカロリーが低いのが特徴です。
ミールタイプのメリットは、
- お腹を空かせることなく、置き換えダイエットが続けられる。
- 自分の好みのメニューを選べるので、飽きやすい人でも続けられる。
対してミールタイプのデメリットは、
- 値段が高く、続けるにはコストがかかる。
- カロリー計算や調理をする必要がある。
まとめると、
「とてもじゃないけど、飲み物だけじゃ耐えることができない!」
「美味しく楽しく痩せるためならお金は惜しまない」
という人に向いています。
置き換えダイエットの効果を上げ、健康的に痩せるコツ
置き換えダイエットを続けていれば痩せられます。
しかしいくつかのポイントをおさえておけば、より効果的・健康的に痩せることが可能になります。
ここでは、知っておくべきコツをお伝えします。
置き換えるのは夕食にする
夕食を置き換えるのが一番良いです。
日本人は夕食にもっともカロリーの高いメニューを食べる傾向にあります。
ですので、夕食の代わりに、置き換え食を食べれば、大幅にカロリーカットができます。
逆に、オススメしないのは朝食を置き換えることです。
昼間は活動するので、エネルギーを多く使うことになります。
その結果、朝にカロリーの低いものに置き換えてしまうと、昼にエネルギー不足に陥ってしまうからです。
置き換え以外の食事に気をつける
置き換えダイエットは、置き換え以外の食事では基本的に好きなものを食べていいことになっています。
しかし、極端な人は、置き換えの反動からカロリーの高いものばかりを食べてしまい、失敗してしまいます。
いくら1食をカロリーの低いものに置き換えていても、お肉やラーメンは高カロリーなのでべきです。
食事をするときは、一口につき30回は噛んで食べることと、腹八分に抑えることを意識しましょう。
そうすることによって、満腹信号が脳から発せられて、食べ過ぎる前に満腹感を得られます。
また、夕食を置き換えると、寝る前にお腹が空いてしまうこともありますが、深夜にご飯を食べるのは我慢しましょう。
消化しきれなかったカロリーは、寝てる間に脂肪に変わるからです。
水分を多めにとったりすることで、我慢する必要がなくなります。
もうひとつ気をつけてほしいのが無意識に食べてしまうおやつです。
小腹が空くとどうしてもおやつが食べたくなりますよね。
しかし、そういうときは炭酸水を飲んだり、食べた後はすぐに歯を磨くなどをして対策をしましょう。
ストイックになりすぎない
置き換えダイエットをしている人で、自分をルールでガチガチに縛ってしまう人がいます。
過剰なルールを設定すると、ストレスのもとになります!
ストレスが溜まると自律神経が崩れ、やる気がでなくなったり、体調を崩してしまいます。
こういった人は、置き換えダイエットを終えたとたんにドカ食いをして、リバウンドしてしまうことが多いです。
無理なく少しずつでも習慣にしていく方がいいでしょう!
置き換えダイエットで痩せた後、リバウンドしないためのコツ
置き換えダイエットでせっかく痩せられても、まだ油断してはいけません。
置き換えダイエットが終わった後、どう過ごすかでうまくいくかが決まります!
気を抜いてしまうと「リバウンドで以前よりも太ってしまった…」なんてことになりかねません。
ここでは置き換えダイエットをした後にリバウンドのリスクを下げるコツをご紹介します。
回復食に気をつける
置き換えダイエットがおわると、今まで我慢していた反動で、暴食してしまう人が多いです。
いくら基礎代謝が高くても、ラーメンや油ものなどカロリーの高いものを暴食すれば、リバウンドします。
低カロリーなものを食べ続けていると、身体が飢餓状態になってしまいます。
飢餓状態になると、身体は少ないエネルギーを少しでもムダにしないために脂肪に変えようとするのです。
その結果、痩せづらい体質になってしまい、急に普通の食事を戻すとカロリーが多すぎて太ってしまいます。
これがリバウンドの仕組みです。
それに、急にいつもの食事に戻してしまうと身体がびっくりして、体調が悪くなる恐れもあります。
ですので、まずは身体に優しい回復食から食べることが必要です。
回復食は、おかゆや雑炊など胃腸に負担をかけないものがいいでしょう。
また、カロリーの低いサラダなどもオススメです。
基礎代謝を上げる
置き換えダイエット後にリバウンドしてしまう主な原因は、代謝が低いことです。
代謝を上げるには、適度な運動をしましょう。
筋肉を使うと、血行が良くなり、体温と一緒に基礎代謝が上がります。
20分ほどのウォーキングやヨガなど、負荷が大きすぎない有酸素運動がオススメです。
置き換えダイエットが終わった後でも、基礎代謝が高ければリバウンドすることはありません。